2024年11月15日
新築一戸建ての内覧についてチェックしておきたい事
新築一戸建ての購入時には、建物が完成する前に売買契約を結ぶことが多いです。
内覧会が行われる場合は、物件の引渡し前に不動産会社のスタッフとともに建物を見学し、最終確認を行うための大切な機会になります。
この内覧会は、建物が完成に近づいた時期に開催されます。お客様が実際に室内をチェックできるチャンスとなります。
内覧会が開催されてなくても、ネットに掲載されている物件はご予約いただければ内覧できます。
住まいに関する最終的な確認を行い、問題を見逃すことなくしっかりとチェックすることが重要です。
内覧会で確認すべきポイント
新築一戸建ての内覧会では、以下の点を重点的に確認することが求められます。
1. 設計図通りに建築されているか
内覧会では、建物が設計通りに作られているかを確認します。具体的には、居室の広さや天井の高さ、コンセントやスイッチの位置、
造作家具のサイズや配置、扉の開閉方向などを設計図と照らし合わせて確認しましょう。
特にオプションで設備や建具を追加・変更した場合、設計図に反映されているかを確かめることが重要です。
2. 汚れや傷はないか
工事中にできた汚れや傷をチェックします。柱や窓枠、カウンターなどは角部分が欠けやすいので注意が必要です。
また、壁紙の剥がれやタイルの欠け、接着剤や塗料がはみ出している部分なども見逃さずに確認しましょう。
3. 建具や床に不具合はないか
ドアや窓、収納扉がスムーズに動くか、隙間がないかを実際に開け閉めして確かめます。
さらに、室内の床や階段を歩いてみて、きしみや床鳴りといった異音がないかも確認するポイントです。
4. 水回りの設備の確認
トイレ、キッチン、浴室などの水回りの設備についても実際に水を流してみて、排水に問題がないか確認します。
水漏れがないか、流れがスムーズであることを確かめましょう。
5. 手すりがしっかりと固定されているか
廊下や階段の手すりがしっかりと固定されているかも確認します。
手すりのぐらつきがないか、実際に使用してみて安全性を確保できているかをチェックすることが大切です。
6. 床下の点検
床下点検口を開けて、ゴミや異常がないか確認します。もし建築時にゴミが残っていた場合、引渡し前に清掃を依頼することができます。
また、水たまりがある場合は、配管から水漏れしている可能性や雨水の侵入が考えられるため、注意深く確認しましょう。
7. 外構や外壁の状態
内覧会の際には、外構や外壁の状態もチェックします。
ひび割れや欠けがないか、玄関ポーチのタイルに傷がないか、インターホンが正常に動作するかを確認します。
また、外構工事が未完成の場合、引渡しまでに完成するかどうかの期日を確認しておくことも重要です。
内覧会で便利な持ち物
内覧会を効率的に進めるためには、以下のアイテムを持参すると便利です。
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メジャー・筆記用具
家具や家電の配置を考える際に、メジャーを使ってスペースの寸法を測ることができます。図面に寸法を書き込むことをお勧めします!
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マスキングテープ
もし傷や汚れが見つかった場合、目立つ色のマスキングテープをその場に貼ることで、不動産会社のスタッフに伝えやすくなります。
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デジタルカメラ(スマホでも可)
不具合があった場合、内覧会の時点での状況を記録するためにカメラを使うと、後々のトラブルを避けることができます。
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懐中電灯
床下や点検口のような暗い場所をチェックする際に役立つ懐中電灯を持参すると安心です。
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ビー玉・水平器
床に傾きがないかをチェックするために、ビー玉や水平器を使用することができます。床が水平でない場合は、問題の早期発見が可能です。
内覧会後の確認
内覧会が終了した後、気になる点があれば、不動産会社のスタッフに質問し、修正が必要な箇所について確認を行いましょう。
不具合が見つかった場合、どのように対応するのか、修理や調整の期日などについても確認しておくことが大切です。
まとめ
新築一戸建ての内覧会は、物件の最終チェックを行う重要な機会です。設計図通りに建築されているか、設備や建具に不具合がないか、
汚れや傷がないかを確認しましょう。また、内覧会で確認したいポイントに合わせて、メジャーやカメラなどを準備しておくと
効率よくチェックができます。
少しでも気になる点があれば、すぐに不動産会社に質問し、不安を解消することが、引渡し後の快適な生活を確保するために重要です。
お家は大きな買い物です。後悔しないお家選びのお手伝いをさせてください!
是非、新築戸建はさくら不動産で!!